認知症の人と家族が、住み慣れた京都で安心して暮らしつづけるために。

　昨年度実施した京都式オレンジプランの本人・家族評価において、認知症の人の思いの尊重や自己決定に対する評価が低い結果だったことを受け、本府では今年度、認知症の人の生活に関わる全ての関係者が、様々な生活場面で本人の能力に合った説明ができる体制整備を支援するため関係者への研修を実施しています。
　この度、別添のとおり金融機関向け第１回分を１０月２日（火）に開催いたしましたので、概要をお知らせします。

【日　時】平成３０年１０月２日（火）13:30～15:30

【場　所】市民交流プラザふくちやま３階市民交流スペース

【対象者】金融機関（銀行、信用金庫、郵便局、農協、保険会社、証券会社、保険代理店等）

【内　容】
　講演「認知症の理解と高齢化の現状など」
　　社会福祉士事務所　オフィス上林代表　上林　里佳

　講演「認知症顧客対応の法律的理解と個人情報利用について」
　　椎名法律事務所弁護士　椎名　基晴

　ロールプレイ・グループワーク　
　　－ロールプレイ
　　－事例の良い点と改善点をディスカッション
　　－グループ発表、質疑応答

【実施結果】
　研修には金融機関３１名、行政１０名の参加がありました。
　企業・事業所間、金融機関と行政間で交流が持てたことからそれぞれの立場で日々どのように対応しているかを知ることができ、連携のきっかけとすることができたことがよかった、連携できることが分かり自信につながった、という意見がありました。

（詳細は下記ＰＤＦのとおり）